気に入ってもらえれば、ぜひ使ってください。
この取り組みは、
大きな計画から始まったものではありません。
「この交差点、ちょっと危ないな」
「何かできないかな」
そんな、ごく個人的な気づきがきっかけでした。
交通安全は、完璧じゃなくていい
交通安全というと、
どうしても「正解」や「完成形」を求めがちです。
でも実際には、
地域も、道も、人も、それぞれ違います。
だからこそ、
最初から完璧である必要はないと思っています。
これから、少しずつ進んでいけばいい。
できるところから、できる形で。
続けながら、直しながら。
それくらいの距離感のほうが、
長く続く気がしています。
人は、文字より「目」に反応する
このデザインを考える上で大切にしたのは、
人の行動の変化です。
人は、
文字や記号よりも、
キャラクターや「目」に強く反応します。
誰かに見られている気がする。
声をかけられたような気がする。
その一瞬の感覚が、
ブレーキを踏むきっかけになったり、
立ち止まる理由になります。
だからこのキャラクターには、
表情と視線があります。
きっかけは、飛び出し注意の人型看板
発想の原点には、
昔から親しまれてきた
飛び出し注意の人型看板があります。
文字がなくても意味が伝わる。
見た瞬間に、体が反応する。
あの仕組みは、
今でもとても優れていると思っています。
このデザインは、
その考え方に敬意を払いながら、
今の生活道路や地域に合う形として
少しだけ組み替えたものです。
「止まれ」ではなく、「ちょっと待って」
このキャラクターは、
強く注意する存在ではありません。
叱らない。
命令しない。
ただ、心配そうに立っています。
手を出しているのは、
「止まれ」という指示ではなく、
「ちょっと待って」という合図です。
そのやさしい一瞬が、
事故を遠ざけてくれたらいいなと思っています。
気に入ってもらえれば、ぜひ使ってください
このデザインは、
管理したり、縛ったりするためにつくったものではありません。
もし、
「いいな」
「ここに合いそうだな」
そう感じてもらえたら、
自由に、そしてそれぞれの判断で使ってもらって構いません。
色を変えてもいい。
言葉を変えてもいい。
手作りでも、印刷でもいい。
その場所、その人に合った形が、
いちばん良い使い方だと思っています。
データが必要な方へ
「使ってみたい」
「試してみたい」
そう思ってくださった方には、
データもお渡しできます。
特別な条件はありません。
交通安全のために使われるのであれば、
それだけで十分です。
デザインについて
このキャラクターデザインは、
株式会社ゆしのけデザイン で制作しました。
市原市にある「ちー房舎」さんと一緒に2023年より企画です。
https://cheebousha.com/tobidashisigns/
見た目をつくること以上に、
人の行動が少し変わることを大切にしています。
最後に
まったくんは、
完成した答えではありません。
ただの提案で、
ただのきっかけです。
それでも、
このデザインをきっかけに
「ちょっと待とうかな」と思う人が
一人でも増えたなら。
それで十分だと思っています。

