仕事をしていると、
どうしても「早く答えを出すこと」が求められます。
決める。
進める。
終わらせる。
スピードは大切です。
ただ、ひとつだけ気になることがあります。
答えを急ぎすぎると、問いが浅くなる。
ほとんどの問題は、問いの形で決まる
何を作るのか。
どう見せるのか。
どう進めるのか。
そうした判断は、
実は「どんな問いを立てたか」で
ほとんど決まってしまいます。
問いが浅ければ、
答えも浅くなる。
問いがずれていれば、
どれだけ考えても
どこか噛み合わない。
早く答えを出す文化
多くの場面では、
問いを整える時間よりも、
答えを出す時間が優先されます。
・どれがいいか
・どれにするか
・どれが正解か
気づかないうちに、
選択の話だけになっていく。
でも本当は、
その前に考えることがあります。
そもそも、何を問うているのか
「どれがいいデザインか」
という問い。
一見すると、
正しい問いのように見えます。
でも実際には、
その前に確認することがあります。
誰に向けているのか。
どんな場面で使われるのか。
何を変えたいのか。
問いの形が変われば、
答えも変わります。
デザインは、問いの設計でもある
デザインという仕事は、
形を作ることだと思われがちです。
でも実際には、
問いを整える時間のほうが長い。
何を考えるべきか。
どこを見るべきか。
そこを整理することで、
選択肢が見えてきます。
急がない問いが、あとで効く
問いを整える時間は、
一見すると遠回りです。
でも、
そこで少し立ち止まることで、
後の判断が軽くなります。
答えを急ぐ前に、
問いを整える。
そのひと手間です。
