「枠(ワク)に収まるな、ハミ出せ。」優等生なデザインが、実はお客さんの記憶に残らない理由。

こんにちは、株式会社ゆしのけデザインの渡邉です。

突然ですが、みなさんが作ったチラシや資料、 「行儀が良すぎ」ませんか?

写真は四角い枠の中にきっちり収める。 文字は端っこを綺麗に揃える。 余白も均等に取る。

これ、学校の先生に見せるなら「100点満点」です。 非常に読みやすいし、美しい。

でも、「広告」としては「30点」かもしれません。

なぜなら、人間の脳は「整いすぎているものは、背景(壁紙)として認識してスルーする」という習性があるからです。

今日は、自分が意図的にやっている「あえて枠からはみ出す(ブロークングリッド)」というテクニックについてお話しします。

「違和感」こそが最大のフックになる

想像してみてください。 綺麗に並んだ「幕の内弁当」の中に、一尾だけ「枠から大きくはみ出した巨大なエビフライ」**が入っていたらどうでしょう?

絶対に、そこに目がいきますよね? そして、「うわ、でかっ!」と感情が動きます。

デザインもこれと同じです。 四角い枠の中に全ての情報を大人しく収めると、全体がのっぺりと平面的になり、視線が滑ってしまいます。

そこで私たちが使うのが、「あえてハミ出させる」という手法です。

  • 人物の頭の一部を、ヘッダーの帯に重ねる。
  • 商品写真を、隣のエリアまで大きく侵入させる。
  • 文字を、あえて写真の上に大胆に乗せる。

こうすることで、画面に「奥行き」「動き」が生まれます。 平面のはずの紙や画面から、その要素だけが飛び出して見えるのです。

この「おや?」と思わせる違和感こそが、お客様の視線を引っ掛ける「フック(釣り針)」になります。

暴れるためには、強固な「ルール」が必要

ただし、勘違いしないでください。 「じゃあ、適当に散らかせばいいんだ!」というのは間違いです。

それはただの「散らかった部屋」です(笑)

「ハミ出し」が効果を発揮するのは、「他が綺麗に整っているから」です。 9割がきっちり整列しているからこそ、残り1割の「ハミ出し」が強烈なアクセントとして輝きます。

「基本の枠(グリッド)をしっかり作った上で、ここぞという一点だけを大胆に崩す」

これが、素人っぽくならずにインパクトを出すための絶対条件です。 守破離(しゅはり)の「破」ですね。

あなたのビジネス、枠に収まっていませんか?

これはデザインの話ですが、ビジネスの姿勢にも通じるかもしれません。

「業界の常識」という枠の中に、綺麗に収まろうとしていませんか? 競合他社と同じような見た目、同じようなキャッチコピーで安心していませんか?

数あるライバルの中から選ばれるのは、いつだって 「ちょっと枠からハミ出している存在」です。

もし、今の自社の販促ツールを見て、 「綺麗だけど、なんか印象に残らないな…」 と感じたら、それは「行儀が良すぎる」のが原因かもしれません。

そんな時は、ぜひゆしのけデザインにご相談ください。 あなたのビジネスの魅力を、あえて大胆に、戦略的に「ハミ出させる」デザインをご提案します。

枠の中に小さくまとまるのは、まだ早いです。 もっと暴れて、お客様の視線を奪いにいきましょう!


「お客様の情報発信をお手伝い」
株式会社ゆしのけデザイン
千葉県袖ケ浦市のぞみ野26-9
セールスデザイナー/渡邉 祐介
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