チラシを作ったのに、反応がない。
配ってはいるが、問い合わせも来ない。
この相談は、業種を問わず非常に多いです。
実際に多くのチラシを見てきて分かることがあります。
反応が出ないチラシには、いくつかの「共通点」があります。
デザインが下手だからではありません。
ほとんどの場合、原因は「配色」と「視線の流れ」です。
この記事では、
失敗するチラシにありがちな共通点と、
反応率を上げるために最低限押さえるべき配色・視線誘導の考え方を整理します。
失敗するチラシの共通点① 色を使いすぎている
まず一番多いのがこれです。
・目立たせたい
・情報を全部伝えたい
・競合より派手にしたい
その結果、
赤・青・黄色・緑・ピンクが同時に使われているチラシになります。
人は、色が多いと「どこを見ればいいか分からない」状態になります。
これはデザインの問題ではなく、人間の認知の問題です。
反応しないチラシほど、実は「頑張って色を使っている」ことが多いです。
失敗するチラシの共通点② 一番伝えたいことが分からない
チラシを見る人は、
上から順番に丁寧に読みません。
多くの場合、
・最初の1〜2秒で
・流し見して
・興味がなければ捨てます
このとき、
「このチラシは何の話か」が一瞬で分からないと、読まれません。
よくある失敗は、
・キャッチコピーが抽象的
・ロゴや写真が先に目に入る
・肝心の内容が文字に埋もれている
という状態です。
反応率を上げる考え方① 配色は3色までで考える
反応が出ているチラシの多くは、
使っている色が意外と少ないです。
基本の考え方は以下です。
・ベースカラー(背景)
・メインカラー(一番伝えたい部分)
・アクセントカラー(注意喚起)
この3つで十分です。
色が少ないと、
・視線が迷わない
・重要な部分が自然に目立つ
・内容が整理されて見える
という効果があります。
「足す」より「減らす」ほうが、結果的に反応が上がるケースは非常に多いです。
反応率を上げる考え方② 視線の流れを先に設計する
デザインを作る前に、必ず考えるべきことがあります。
それは
「どこから見て、どこで行動してほしいか」です。
基本的な視線の流れは以下です。
- 一番伝えたいメッセージ
- 内容の補足(何のサービスか)
- 行動(電話・QR・来店など)
この順番が自然につながっているかが重要です。
よくある失敗は、
・電話番号だけ目立っている
・QRコードが端に追いやられている
・行動導線が最後まで読まないと分からない
という状態です。
「見た人が、何をすればいいか」が一瞬で分かる配置を意識してください。
反応が出るチラシは「親切」
反応が出るチラシに共通しているのは、
見る人にとって親切だという点です。
・情報が整理されている
・読む順番が迷わない
・次の行動が分かりやすい
派手さやデザイン性よりも、
「理解しやすさ」が優先されています。
まとめ
失敗するチラシには共通点があります。
・色を使いすぎている
・一番伝えたいことが分からない
・視線の流れが設計されていない
反対に、反応が出るチラシは、
・配色を絞り
・視線の流れを意識し
・見る人の立場で作られています
チラシの反応が悪いと感じている場合、
まずはデザインを変える前に「配色」と「視線誘導」を確認してみてください。
