JOURNAL

「たら」「れば」「したい」が増えると、仕事は進みにくくなるよね。

「たら」「れば」「したい」が増えると、仕事は進みにくくなるよね。

「時間ができたらやろう。」

「予算があれば進めたい。」

「落ち着いたら考えたい。」

仕事の話をしていると、こういう言葉が出ることがあります。

どれも間違ってはいません。

時間も必要ですし、予算も必要です。

ただ、「たら」「れば」「したい」が増えていくと、不思議とその話は前に進みにくくなります。

条件がそろうのを待っていると、始まらない

何かを始める前に、条件を整えたくなることがあります。

忙しさが落ち着いたら。

社内の意見がまとまったら。

良い写真がそろったら。

予算が確保できたら。

でも、仕事をしていると、すべてがきれいにそろう日はなかなか来ません。

一つ片付くと、また別の仕事が入ります。

時間ができるのを待っているうちに、半年、一年と過ぎてしまうこともあります。

制作の現場でも、よくあります

ホームページを新しくしたい。

看板を変えたい。

会社案内を作りたい。

そう考えている会社は多いです。

でも実際には、

「まだ内容が決まっていないから。」

「写真がないから。」

「方向性がまとまっていないから。」

という理由で止まってしまうことがあります。

私たちは、全部決まってからでなくてもいいと思っています。

むしろ、決まっていないことを一緒に整理するところから、制作は始まります。

「したい」を「やる」に変える

「ホームページを作りたい」と「ホームページを作る」は、似ているようで違います。

「したい」は希望です。

「やる」は決定です。

やると決めると、次に考えることが見えてきます。

何を載せるのか。

誰に見てもらうのか。

いつまでに作るのか。

どこから手をつけるのか。

すべてが決まっていなくても、最初の一歩は決められます。

小さく始める方が、進みやすい

最初から大きく始めようとすると、条件も増えます。

完璧なホームページ。

すべてそろったパンフレット。

会社全体を変えるブランディング。

そう考えると、動きにくくなります。

まずは今ある情報を整理する。

必要なページだけ作る。

看板の一部だけ直す。

名刺の内容を見直す。

小さく始めれば、次に必要なことも見えてきます。

進みながら考えることも、仕事の一部です。

デザインも、動きながら形になります

デザインは、最初から完成形が見えている仕事ではありません。

話を聞きます。

考えを整理します。

一度形にします。

見てもらいます。

修正します。

そうやって少しずつ完成に近づいていきます。

だから、最初から全部決まっていなくても大丈夫です。

必要なのは、完璧な準備よりも、始める意思なのだと思います。

「いつか」は、自分で日付を決めないと来ない

「いつかやりたい」と思っていることは、意外と多いです。

でも、「いつか」には日付がありません。

だから、そのままでは予定になりません。

来月話をする。

今週中に資料を集める。

まず一度相談する。

それだけでも、「したい」は「やる」に変わります。

大きな決断でなくても構いません。

次に何をするかを決めるだけで、仕事は動き始めます。

まとめ

「たら」「れば」「したい」は、悪い言葉ではありません。

でも、それが増えすぎると、始めるための条件ばかりが増えてしまいます。

全部そろってから始めるのではなく、今できることから始める。

決まっていないことは、進みながら整理する。

その方が、仕事は前に進みやすくなります。

私たちも、制作の相談を受けるとき、最初から答えが出ていることを求めていません。

「まだうまく説明できない。」

「何から始めればいいか分からない。」

そんな状態でも、話していくうちに本筋が見えてくることがあります。

「したい」で止まっていることがあれば、まず小さく動かしてみる。

それが、次の形につながっていくのだと思います。