「グラフィックデザインとは何ですか?」
簡単そうで、説明しようとすると意外と難しい言葉です。
ポスター。
チラシ。
パンフレット。
看板。
ロゴ。
Webサイトのビジュアル。
さまざまなものがグラフィックデザインと関係しています。
ただ、私たちは媒体の名前よりも、
「伝えたい情報を、どう見せれば伝わるか」
を考えることが共通していると思っています。
媒体が違っても考えることは似ている
何を伝えるのか
最初に考えたいのは、見た目ではありません。
何を伝えるものなのかです。
イベントなら日時や会場。
店舗なら店名や商品。
企業なら事業内容や特徴。
目的が曖昧なままデザインを始めると、情報も曖昧になりやすくなります。
誰に伝えるのか
同じ内容でも、見る人によって伝え方は変わります。
子ども向けのイベントと企業向けの案内では、文字や写真、色の考え方も変わります。
「誰が見るのか」は、デザインを考えるうえで大切な条件です。
どの順番で見せるのか
情報には順番があります。
最初に目に入るもの。
次に読むもの。
最後に確認するもの。
すべてを同じ大きさにすると、その順番が分かりません。
情報に強弱をつけることもグラフィックデザインの役割です。
チラシと看板では同じデザインにならない
チラシは手元で読むことができます。
一方、看板は離れた場所から短時間で見ることがあります。
そのため、同じ情報を掲載するとしても、同じレイアウトが正解とは限りません。
看板なら文字を絞る。
チラシなら詳しい説明を加える。
媒体ごとの見られ方まで考える必要があります。
Webでも基本は同じ
Webサイトは紙とは違い、スクロールしたり、ボタンを押したりできます。
それでも、
「何を最初に伝えるか」
「次にどこを見てもらうか」
という基本的な考え方は共通しています。
紙、看板、Web。
形は違っても、情報を整理し、見せ方を考えるという部分ではつながっています。
きれいにすることだけがデザインではない
デザインという言葉から、「きれいにする」「おしゃれにする」というイメージを持つ方もいると思います。
もちろん見た目も大切です。
ただ、きれいでも内容が分からなければ、本来の目的を果たせないことがあります。
何を伝えるのか。
誰に伝えるのか。
どの順番で伝えるのか。
そこを考えて形にする。
それが、広告、看板、Webなどに共通するグラフィックデザインの大切な部分だと考えています。