仕事をしていれば、何かしら問題は起きます。
予定通りに進まなかったり、
想定していなかったことが起きたり、
あとから「ここは考えておくべきだった」と気づいたり。
大切なのは、問題が起きなかったことではなく、
起きたあとに、どうしたか。
だと思っています。
「気をつけます」では、対策にならない
何か失敗したとき、
「次から気をつけます。」
と言うことがあります。
もちろん、意識することも大切です。
でも、人は忘れます。
忙しくなれば、同じようなことが起きるかもしれません。
だから私たちは、
「次から気をつけよう。」
だけではなく、
「次に同じ状況になったとき、どうすれば起きないか。」
まで考えることが大切だと思っています。
確認する項目を増やす。
作業手順を変える。
誰が見ても分かるように記録する。
確認するタイミングを決める。
小さなことでも、仕組みに変えてしまえば、それは対策になります。
問題は、仕事の弱いところを教えてくれる
問題が起きると、当然いい気分はしません。
できれば起きてほしくありません。
でも、起きたからこそ見えることもあります。
「ここは確認が足りなかった。」
「このやり方だと、人によって判断が変わる。」
「最初にここまで聞いておけばよかった。」
問題が起きた場所には、改善できる場所があります。
そう考えると、失敗そのものよりも、
何も変えずに元のやり方へ戻ってしまうことのほうが怖い。
そんなふうに感じます。
デザインの仕事も同じです
ホームページでも、看板でも、印刷物でも同じです。
例えば、制作途中で認識の違いが起きたとします。
そこで、
「次は気をつけよう。」
だけで終わらせるのではなく、
なぜ認識が違ったのかを考えます。
説明が足りなかったのか。
確認するタイミングが遅かったのか。
完成イメージの共有方法に問題があったのか。
原因が分かれば、次の仕事の進め方を変えられます。
すると、一つの問題が、一つの改善になります。
対策をとったら、一歩前に進んでいる
失敗しないことだけを考えていたら、新しいことはなかなかできません。
株式会社ゆしのけデザインでも、新しいことをやれば、想定していなかったことは出てきます。
そのたびに考えて、直して、また進む。
完璧な状態になってから進むのではなく、
進みながら、問題が出たところに対策をとっていく。
それでいいと思っています。
問題が起きた。
原因を考えた。
対策をとった。
だったら、昨日までとまったく同じではありません。
少なくとも、一つ経験が増えています。
失敗をゼロにすることより、
同じ失敗をそのまま繰り返さないこと。
仕事を続けていくうえでは、その積み重ねのほうが大切なのかもしれません。