一度、散らかさないと見えないものがある

打ち合わせをしていると、
意見がどんどん出てきます。

あれもいい。
これも必要。
それもやった方がいい。

気づくと、
どれも正しそうで、
どれもありきたり。

結果、何も決まらない。


散らかることは、悪くない

この状態、
無駄に見えるかもしれません。

でも実は、
とても大事な時間だと思っています。

意見が出る。
視点が混ざる。
方向が増える。

一度ぐちゃぐちゃになる。

ここを通らないと、
見えないものがあります。


整え始めると、弱くなる

途中で「まとめよう」とすると、
急に弱くなります。

丸くする。
バランスを取る。
誰にも嫌われない形にする。

結果、
よくあるものになります。


最後に戻る場所は一つ

散らかった後に必要なのは、
整理ではありません。

戻ることです。

最初に何をやりたかったのか。
誰に届けたかったのか。
どんな景色を作りたかったのか。

ここに戻る。


デザインは編集ではなく、選択

全部を整えるのではなく、
選ぶ。

残す。
捨てる。
決める。

その基準は、
最初の意志しかありません。


最初に決めているかどうか

結局、最後に効いてくるのは
最初の一言です。

「これをやる」

ここが曖昧だと、
どれだけ散らかしても
戻る場所がありません。


散らかすことは必要です。
でも、戻る場所がない散らかりは
ただの迷子になります。

だからこそ、
最初に決める。

やりたいことは何か。

それが、
最後に形を決める。