失敗は、目に見える。
転ぶ。
怒られる。
笑われる。
だから怖い。
一方で、挑戦しなかったことは目に見えない。
「あの時やっていたら。」
そんな言葉は、何年も経ってから心の中に現れる。
挑戦すると失敗するかもしれない。
でも、挑戦しなければ現状は変わらない。
それは「安全」ではなく、「停止」なのかもしれない。
わたくしたちは、失敗するリスクばかりを教わってきた。
学校でも、会社でも、「間違えないこと」が評価される場面は多い。
けれど、世界を変えてきた人たちは、間違えなかった人ではない。
間違えても、やめなかった人たちだ。
もちろん、無謀な挑戦を勧めたいわけではない。
ただ、何もしないことにもリスクがある。
そのリスクは静かだから、気づきにくい。
昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
それが一年、五年、十年と続いたとき、失うものは案外大きい。
人生は、成功した回数ではなく、
「挑戦した回数」で景色が変わる。
失敗は、次へ進むための材料になる。
挑戦しなかった後悔は、材料にすらならない。
どちらが怖いか。
その答えは、人それぞれだ。
でも、わたくしは今日も、少しだけ前へ進んでみようと思う。